「〜を通して」と「〜によれば」を完全攻略!
異文化体験で学ぶ日本語表現
⏱️ 推定読了時間:約8分 / 📊 難易度:中級 (N3)
皆さんは、外国の文化に触れたいとき、何をしますか?言葉を学ぶのもいいですが、「食」は一番身近な入り口かもしれません。今日は「カレー」をテーマにした読み物を通して、「情報のソース」や「手段」を表す表現を使い分けられるようになりましょう。
What you’ll learn:
- 手段・媒介を表す「〜を通して/〜を通じて」
- 例示や比喩で使う「〜のような」
- 情報の出どころを示す「〜によれば」
- テーマや対象を定義する「〜について」
- 改まった伝聞表現「〜とのことだ」
スパイスの香りの中で
先週末、市の広報誌によれば、駅前の広場で「世界カレーフェスティバル」が開かれると知り、早速行ってみた。会場には、インド、タイ、ネパールなど、さまざまな国の屋台が並んでいて、まるで海外旅行に来たのような雰囲気だった。
私はそこで、インド人のシェフからスパイスの歴史について話を聞くことができた。彼らが作るカレーは単なる料理ではなく、長い歴史と文化が詰まっているそうだ。
料理を通して異文化を知るのは、言葉だけで学ぶよりもずっと深く心に残る。主催者の話では、来場者が予想以上に多かったため、来年も必ず開催するとのことだ。次はどんな味に出会えるか楽しみだ。
意味・使い方
あるものや人、活動を手段・媒介(仲立ち)として、何かをする、あるいは何かが起こることを表します。直接ではなく「間に何かを挟んで」というニュアンスがあります。
Through; via; by means of. Used to express doing something through a medium or process.
場面:手段・媒介・期間
接続
(例:経験を通して / インターネットを通じて)
例文
具体的な道具を使う場合は「〜を使って」を使います。「〜を通して」は、もっと抽象的な「経験」や「人」を間に挟む場合に使います。
× ペンを通して手紙を書く
○ ペンを使って手紙を書く
1. を通して 2. によれば 3. のような 4. について
解説:ボランティア活動を「手段・きっかけ(仲立ち)」として交流した、という意味なので「〜を通して」が適切です。
意味・使い方
代表的な例を挙げたり(例示)、何かに例えたり(比喩)するときに使います。
Like; as if; such as. Used for examples or metaphors.
場面:例示・比喩・描写
接続
名詞 + のように + 動詞/形容詞
(例:春のような暖かさ / 泥のように眠る)
例文
会話では「〜のような」の代わりに「〜みたいな(N)/〜みたいに(V)」がよく使われます。「〜みたい」はカジュアルな表現、「〜のような」は少し丁寧・書き言葉的です。
1. ような 2. ように 3. みたいに 4. そうな
解説:後ろの名詞「世界」を修飾しているので、「〜のような N」の形になります。
意味・使い方
情報の出どころ(ソース)を表します。文末は「〜そうだ」「〜ということだ」「〜らしい」などの伝聞表現になることが一般的です。
According to. Indicates the source of information.
場面:ニュース・報告・説明
接続
(例:天気予報によると / 彼の話によれば)
例文
自分の意見には使いません。「私によれば〜」とは言いません。必ず第三者の情報源(ニュース、データ、他人の話)に使います。
1. について 2. にたいして 3. によると 4. とおりに
解説:文末が「〜そうだ(伝聞)」で終わっており、情報の出どころを示しているので「〜によると」が正解です。
意味・使い方
話したり、考えたり、調べたりする「テーマ・対象」を表します。
About; regarding; concerning. Indicates the topic of thought or speech.
場面:テーマ設定・議論
接続
名詞 + についての + 名詞
(例:歴史について / 将来についての本)
例文
「〜に対して」との違いに注意しましょう。「〜について」は「テーマ(About)」、「〜に対して」は「向かう相手(Towards)」です。
× 客についての態度(About the customer’s attitude)
○ 客に対する態度(Attitude towards the customer)
1. にとっての 2. についての 3. について 4. に対して
解説:「機能(テーマ)」を対象に「確認した」ので、「〜について」が適切です。後ろが名詞ではなく動詞にかかるため「〜についての」は使いません。
意味・使い方
人から聞いた話や、手紙・メールで読んだ情報を他者に伝える「伝聞」の形式ばった表現です。
It is said that…; I understand that… Formal hearsay used in reports or business.
場面:ビジネス・メール・改まった報告
接続
(例:来週になるということだ / 欠席するとのことだ)
例文
「〜そうだ」と意味は似ていますが、「〜ということだ」の方が少し硬く、客観的な事実として伝えるニュアンスが強くなります。友人同士の会話では「〜だって」や「〜らしい」が一般的です。
1. 遅れる 2. 遅れて 3. 遅れ 4. 遅れよう
解説:伝聞の「〜とのことだ」の前は普通形(辞書形など)が来ます。「遅れる」が動詞の辞書形です。
1. を通して 2. にたいして 3. によれば 4. について
解説:文末が「〜そうだ」となっており、情報の出どころ(ニュース)を示しています。「ニュースによれば」がセットで使われます。
1. を通して 2. のように 3. によると 4. ということだ
解説:スポーツという「経験・活動」を手段・媒介として、何か(大切さ)を学んだという文脈です。「〜を通して」が正解です。
1. について 2. についての 3. にたいして 4. にたいしての
解説:「環境問題」をテーマにした「研究(名詞)」です。「N についての N」の形になるため、2が正解です。
お疲れ様でした!今日は、情報を伝えたり、経験を語ったりするときに欠かせない5つの文法を学びました。特に「〜によれば」や「〜とのことだ」は、ニュースを読んだり仕事をしたりするときに必ず出てくる表現です。ぜひ、次に日本語のニュースを見るときは「あ、これ今日やった文法だ!」と探してみてください。知識が経験とつながると、日本語はもっと楽しくなりますよ!
よくある質問 (FAQ)
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