N3文法完全攻略:後悔しないための「〜ばよかった」と自信の「〜に決まってる」
⏱️ 推定読了時間:約10分 / 📊 難易度:★★★☆☆(中級準備)
皆さんは、大切なイベントの後に「もっと準備をしておけばよかった!」と後悔したことはありませんか?あるいは「絶対に成功するはずだ!」と強く確信したことは?日本語では、こうした「後悔」「確信」「推測」といった心の動きを、特定の文法を使って豊かに表現できます。今日は、マラソンに挑戦するストーリーを通して、感情を乗せる7つの文法をマスターしましょう!
What you’ll learn:
- 過去の行動を悔やむ「〜ばよかった」の形とニュアンス
- 強い自信や断定を表す「〜に決まっている」の使い方
- 相手への確認や同意を求める「〜じゃない(↓)」の表現
- 会話でテーマを提示するカジュアルな「〜って」
- 外見や状況から推量する「〜みたいだ」
- 逆接の条件を口語で伝える「〜たって」
初めてのフルマラソン
リン:田中さん、先週のマラソン大会はどうだった?
田中:完走はしたけど、最後の方は足が痛くて歩いてばかりだったよ。
リン:えっ、田中さんなら楽勝だと思ってた。毎日練習してたじゃない。
田中:そんなこと言ったって、42キロは想像以上にきついよ。やっぱり、もっといい靴を買っておけばよかったなあ。
リン:それは大変だったみたいだね。
田中:うん。でも、次はもっと速く走れるに決まってるよ。今回の失敗でコツを掴んだみたいだからね!
リン:田中さんって、本当にポジティブだね。
意味・使い方
実際にはしなかったことに対し、「もししていれば良い結果になったのに」という後悔や残念な気持ちを表します。
場面:日常・個人的な反省
接続
い形:〜ければ + よかった / な形・名:〜なら + よかった
(例:買う → 買えばよかった / 広い → 広ければよかった)
例文
相手に「〜すればよかったのに」と言うと、相手を責める(非難する)響きが強くなることがあるので、使用には注意が必要です。
1. 広かったら 2. 広い 3. 広ければ 4. 広かった
解説:文末が「よかった」に続く後悔の表現では、仮定の「〜ければ(ば形)」を使うのが最も標準的で自然です。
意味・使い方
客観的な証拠や自分の強い確信に基づいて、「絶対に〜だ」「間違いなく〜だ」と断定する時に使います。
場面:日常・主張・口論
接続
※な形・名の「だ」は省略(例:好きに決まっている)
(例:負ける → 負けるに決まっている / 寒い → 寒いに決まっている)
例文
目上の人に対して使うと、自分の意見を押し付けているように聞こえ、失礼になる場合があります。
1. 寒くない 2. 寒い 3. 寒かった 4. 寒さ
解説:現在の状況から推測される当然の結果(寒いこと)を確信しているので、辞書形を接続します。
意味・使い方
相手に同意を求めたり、既に知っているはずのことを確認したり、あるいは軽く非難する時に使います。語尾を下げて発音します。
場面:親しい仲・会話
接続
※な形・名:だ形(だ を取る)または である形
(例:言った → 言ったじゃない / 綺麗 → 綺麗じゃない)
例文
語尾を上げて「〜じゃない?(↑)」と言うと単なる疑問になりますが、下げると「(当然)〜だよね!」という強い確認になります。
1. あった 2. ある 3. あったの 4. ない
解説:過去に「あった」という事実を相手に再確認させているため、過去形を使います。
意味・使い方
「〜は」という主題を提示する際のカジュアルな表現です。聞き返したり、定義を述べたりする際にもよく使われます。
場面:カジュアルな会話
接続
(例:田中さん → 田中さんって / 敬語 → 敬語って)
例文
非常に砕けた表現なので、ビジネスの報告やフォーマルなスピーチでは「〜というのは」や「〜は」を使いましょう。
1. カレー 2. カレーだ 3. カレーの 4. カレーを
解説:名詞に直接「って」を繋げて、話題のテーマを提示します。
意味・使い方
五感で得た情報や現在の状況から、「どうやら〜のようだ」と推量したり、比喩(例え)に使ったりします。
場面:日常・推量・比喩
接続
※な形・名:だ を省略
(例:寝た → 寝たみたい / 歌手 → 歌手みたい)
例文
書き言葉では「〜のようだ」が使われます。「〜みたい」は話し言葉で非常に頻出します。
1. 降る 2. 降った 3. 降っている 4. 降らない
解説:現在傘をさしているという状況から、「今、降っている」という進行中の動作を推測しています。
意味・使い方
「たとえ〜しても」という逆接の仮定を表す口語表現です。条件が成立しても結果が変わらないことを強調します。
場面:日常・話し言葉
接続
な形・名:だ + った + って
(例:走る → 走ったって / 安い → 安かったって)
例文
「〜ても」の非常にカジュアルな形なので、レポートや目上の人へのメールでは避けましょう。
1. 難しく 2. 難しい 3. 難しかった 4. 難しくた
解説:い形容詞の逆接仮定(〜くても)を口語にすると「〜かったって」となります。
意味・使い方
「それだけを何度も繰り返す」「それだけが目立つ」という状況を表します。しばしば批判的・否定的なニュアンスを含みます。
場面:日常・不満・観察
接続
動詞:て形 + ばかり(いる)
(例:ゲーム → ゲームばかり / 寝て → 寝てばかり)
例文
「ばかり」は話し手の不満を表すことが多いので、褒め言葉として使う場合は「〜だけ」や「〜のみ」の方が安全な場合があります。
1. だけ 2. ほど 3. ばかり 4. くらい
解説:その動作だけを繰り返していることへの不満が感じられるため「ばかり」が最適です。
1. みたい 2. に決まってる 3. って 4. じゃない
解説:雲の形を魚に例えている(比喩)ため、「〜みたい」が適切です。
お疲れ様でした!今日は後悔、確信、推量など、心の声を表現するための大切な文法を学びました。これらを使い分けることで、単なる事実の伝達ではなく、あなたの「気持ち」を相手に届けることができるようになります。まずは身近な後悔を「〜ばよかった」で独り言として言ってみることから始めてみましょう!
よくある質問 (FAQ)
Got Questions? Ask AI!
今日のレッスンでわからないことはありましたか? 文法や例文についてもっと知りたい時は、AIにいつでも聞いてみましょう!
Want to Practice with a Teacher?
今日学習した内容でわからないところは、プロの先生から直接教わることができます。 まずは無料体験レッスンで、あなたのペースに合わせて学習を始めましょう!
オンライン・対面、どちらでもリクエスト可能です。