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病気になった時、病院で症状を日本語で説明する方法

telling symptoms for doctor

急な病気になった時、母国にいる時であればなんの問題もなく病院で症状を説明して治療を受けることができますね。

しかし、それが海外である日本で起こったとしたならば、正確に症状を伝えられることもできませんし、受付や医者からの説明も理解することができません。

そんな時、急に日本語をマスターするのは至難の業ですが、ある程度「病院でよく使う単語」だけでも知っておけば、かなりコミュニケーションがスムーズになるはずです。

この記事では、そんな「病気になった時、病院で症状を日本語で説明する方法」について解説していきたいと思います。

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病状が詳しく説明できないと、正しい治療が受けられない

人間はいつどのような病気にかかるかわかりませんよね。

緊急を要する急病の場合は、「119番」に電話をして救急車を要請する必要があります。(要請する際も、症状の単語と住所、名前を説明できるようにしておくべきです)

軽い頭痛や腹痛、鼻づまりなどであれば、緊急を要する事態ではありませんが、「救急車を呼ぶ必要はないけどかなりしんどい」といった時は、なるべく早く病院を受診し、適切な治療を受けるべきです。

その際に、病気の名前や症状の説明がまったくできないと、病院側も正しい治療ができません。

もちろん、英語が使える人であれば、病院に何人かは英語を喋れる人がいるはずなので大丈夫ですが、それ以外の言語の場合はある程度日本語で説明できなければ症状を伝えられないかもしれません。

symptoms headache

病院でよく使う日本語

それでは、ここからは「病院でよく使う日本語」を挙げていきます。

単語だけでも覚えておけば、格段に病院側とのコミュニケーションがスムーズになるので、ぜひ覚えておきましょう。

病気の種類や症状の種類

まずは病気の種類から解説しましょう。

頭痛(zutsuu)

頭がズキズキと痛い時に使います。

・熱(netsu)

「熱が高い」といったように使います。「38.0度(38.0do)」というように、体温を伝えられるとなお良いでしょう。

・腹痛(fukutsuu)orお腹が痛い(onakagaitai)

お腹が痛い時には、手を当てながら上記の言葉を言えば、確実に伝わります。

便が緩くなっている場合には、「下痢(geri)」と伝えましょう。

・体がだるい(karadagadarui)

風邪の症状などによって体がだるくなった時に使います。

・便秘(benpi)

下痢とは真逆の「便が出ない」といった症状の時に使う言葉です。

・痰(tan)

痰が絡む時や痰に色が付いている時には、「痰」と伝えることができるだけで症状が伝わるはずです。

・めまい(memai)

クラクラとめまいがする際は、様々な症状が疑われるので、しっかりと日本語で説明できると病気の特定に役立つでしょう。

頭やお腹など、特定の部位に痛みがある際には、「部位+itai」という言葉を使うことで、症状を伝えられます。

また、症状の程度を説明する際には、「めまい+少し(sukoshi)」や「めまい+辛い(tsurai)」「めまい+とても辛い(totemotsurai)」といったように説明できるとなお良いでしょう。

「○○っぽい」や「○○気味」という使い方も覚えておこう

日本の病院で症状を伝える際は、その症状の程度を伝えられるとなおGOODです。

例えば、なんとなく自分で病気の名前が判断着く場合には、「○○っぽい(○○ppoi)」と伝えます。

そうすることで、病院側は症状の特定がしやすくなります。

他にも、「○○気味(○○gimi)」と伝えれば、「それほど重くはないけどちょっと辛い」といった症状の具合を把握することができます。

symptoms

病院側からの説明でよく使われる単語

こちら側から症状を伝えられれば、適切な治療が受けられるのでひとまず安心ですが、もう1つ困るのが「病院側からの説明が理解できない」といったことです。

・「いつからですか?(itsukaradesuka?)」

医師は、必ずといっていいほどその症状がいつから出ているのかを聞いてきます。

この日本語を覚えておくと、スムーズに受診が進むことでしょう。

・喉を見せてください(nodowomisetekudasai)

風邪の症状の場合には、必ず喉の奥が張れていないかを確認します。

この言葉を言われたら、口を大きく開けて喉の奥を医者に見せましょう。

・薬を出しておきます(kusuriwodasiteokimasu)

この言葉を聞くことができれば、病気の症状を医者が理解して、その症状に合った薬を出してくれるということなので、安心してOKでしょう。

日本では、病院で直接薬を貰うのではなく、病院の近くの「調剤薬局」という場所で薬を貰うことになります。

病院の受付でお会計を済ませると、「処方箋」という調剤薬局に持っていく用紙を渡されるので、病院を出たら調剤薬局に提出しましょう。

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まとめ

今回は、「病気になった時、病院で症状を日本語で説明する方法」について解説してきました。

日本語をあまり知らない状況で病気になってしまうと、かなり不安になってしまいますよね。

しかし、ここで挙げた病気の症状などの日本語をある程度覚えておけば、適切な治療が受けられるはずです。

ぜひもしもの時のために覚えておきましょう。