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日本で利用できるキャッシュレスの種類

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2022年現在、世界各国でキャッシュレス化が進んでいますよね。

現金を持たずに買い物やサービスを受けることができるので、非常に便利なシステムとなっています。

そんなキャッシュレスは、着実に日本でも普及してきています。

日本に旅行に行った際、はたまた日本に半年以上滞在する際には、「利用できるキャッシュレスサービス」を把握しておくべきでしょう。

この記事では、そんな「日本で利用できるキャッシュレスの種類」について解説していきたいと思います。

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キャッシュレス決済の普及が世界よりも遅れている日本

お隣の韓国では、キャッシュレスの利用率が96%を超えています。

それ以外にも、中国、カナダ、イギリス、オーストラリアなどは利用率が60%を超えています。

これに対して日本は、32.5%程度となっており、まだまだ利用率は高くないと言えます。

しかし、経済産業省は2025年までに40%、将来的には80%のキャッシュレス利用率を目標に掲げていることからも、今後急速に利用率は上がっていくものと予想できます。

日本で利用できるキャッシュレスの種類

それでは、ここからは日本で利用できるキャッシュレスの種類を挙げていきましょう。

しっかりと把握できていれば、日本でもスムーズに買い物やサービスが受けられるはずです。

交通系ICカード

旅行などでは利用することはないかもしれませんが、留学や仕事である程度の期間日本に滞在する場合に便利なのが、「交通系ICカード」です。

交通機関を使って通勤、通学をする場合は特に必須となるカードで、わざわざ切符を購入する必要がないので非常に便利です。

また、交通機関の支払いだけでなく、自動販売機やお店での支払い時にも利用できます。

前払いでチャージする「プリペイド式」のものと、後払いをする「ポストペイ式」の2つの種類があります。

  • Suica JR東日本の地域
  • PASMO 東京や神奈川などの首都圏
  • ICOCA JR西日本の地域
  • manaca 愛知や静岡、山梨などの東海地方
  • TOICA JR東海の地域
  • Kitaca IR北海道の地域
  • SUGOCA JR九州の地域
  • nimoca 福岡や熊本などの九州地域

このように、1つの交通系ICカードで日本全国で使用できるわけではなく、各地域に専用のカードがあるのです。

それゆえに、生活の拠点となる地域の交通系ICカードを作る必要があります。

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モバイル決済

近年非常に増えてきているのが「モバイル決済」です。

スマホはポケットやカバンの取り出しやすい場所にあることが多く、財布を出さずにかざすだけなのでスムーズに支払いを行うことができます。

2018年以降、PayPayやLINE Payといったモバイル決済が大々的なキャンペーンを行ったことにより、一気に普及していきました。

日本国内では、主に以下のサービスが使用されています。

  • Airペイ
  • 楽天ペイ
  • STORES決済
  • スクエア

各社が提供している決済端末を持っている店舗などで使用することができます。

  • PayPay
  • LINE Pay
  • メルペイ

店舗側がQRコードを用意し、それを読み取るだけで決済ができます。

各クレジットカードに紐づけすることができるのも嬉しいポイントです。

モバイル決済は、初期費用や月額費用が掛からず、決済手数料が約2%と安いというのも魅力の1つです。

さらに、ポイント還元などのメリットもあります。

旧型のスマホを使用している人は、若干動作が遅く決済に時間がかかってしまうといったデメリットはありますが、非常に便利なのでどれかしらの決済方法を持っておくと暮らしやすくなるでしょう。

この7つ以外でも、最近では中国で利用されている「WeChat Pay」の利用ができる店舗なども日本国内に増えてきました。

今後さらに利用可能点は増えていくはずなので、中国籍の人にとってはかなり日本で過ごしやすくなるはずです。

上記の支払い方法の他にも、「Apple Pay」や「d払い」「au PAY」「メルペイ」「Fami Pay」「Amazon Pay」といった決済方法もあります。

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クレジットカード決済

日本では、まだまだ前述したモバイル決済よりもクレジットカード払いが多くなっています。

若年層はモバイル決済に移行している傾向にありますが、40代以上の日本人はクレジットカードの利用率がとても高くなっています。

  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club

特にVISAとMastercard、JCBは加盟店数が非常に多く、大抵の店舗で利用できるというメリットがあります。

また、これらの一括払いや分割払い、リボ払いなどを選べる通常のクレジットカードの他に、「デビットカード」という種類のカードもあります。

これは、基本的に審査なしで発行できるクレジットカードで、決済と同時に銀行口座から利用額が引き落とされます。

訳あってクレジットカードの発行ができないという人は、デビットカードを発行すると良いでしょう。

まとめ

今回は、「日本で利用できるキャッシュレスの種類」について解説してきました。

日本では、各地域の交通系ICカードやモバイル決済、そしてクレジットカードといったキャッシュレスが可能となっています。

多くの人が1つではなく複数のキャッシュレス方法を持っているので、ぜひ日本に訪れた際は発行してみてはいかがでしょうか?

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