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日本人をもっと知りたい!平均身長や平均年収、平均寿命などを解説

LIfe expectance of Japanese

日本に仕事などで数年間住む時には、基本的には「日本のルール」をしっかりと理解し守りながら暮らしていく必要があります。

しかし、日本語や食事、仕事などは暮らしていきながら少しずつ覚えられますが、日本人の様々なデータは調べないと知ることができませんよね。

そういった国民性のデータを知っておくと、より日本を理解することができますし、会話などにも役立ったりするはずです。

この記事では、そんな「日本人の平均身長や平均年収、平均寿命などのデータ」について解説していきたいと思います。

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日本の平均身長

日本にやってきた外国人の多くは、まず「日本人小さい」と感じるのではないでしょうか?

それもそのはず、日本は欧米諸国と比べるととても身長が低い国なのです。

例えば、男性の平均身長は、1位のオランダが183.2㎝、2位のデンマークが182.6㎝、3位のノルウェーが182.4㎝となっていますが、日本人の平均身長は170.7㎝と10センチ以上も低くなっています。

女性の場合は、1位オランダが170.7㎝、2位モンテネグロが168.4㎝、3位デンマークが168.7㎝となっていますが、日本人女性は157.5㎝となっていて、やはり上位の国と比べると10センチ以上も低くなっています。

日本に住んでいると、公共施設の高さが低いことに気づくかと思います。

180㎝以上の人からすると、かなり住みにくさを感じてしまうかもしれません。

それはやはり日本人の多くが175㎝以下であるという要因が挙げられます。

公共トイレの高さや改札の高さ、公園のベンチの高さ、住宅のキッチンなど、あらゆるものが日本人の高さに合わせて作られています。

こればかりは慣れるしかありませんが、自分の住む家の家具などは高めのサイズのイスやテーブルを探して購入しましょう。

参照元:国民健康・栄養調査14 身長・体重の平均値及び標準偏差 | 統計表・グラフ表示 | 政府統計の総合窓口(2022/7/11参照)

average hight of Japanese

日本の平均年収

日本の平均年収は、この20年でそれほど大きな変化はなく、2022年は「443万円」でした。

ちなみに一般的な感覚で平均だと感じられる「中央値」では、「350万円」となっている。

つまり、日本人の会社員には、年収300万円~400万円の人がとても多いのだ。

欧米諸国からすると、この年収は若干低く感じるかもしれません。

例えばスイスやアメリカ、アイスランド、オランダ、ベルギーといった国々では、平均年収が「500万円」を超えています。

オーストリアやデンマーク、ドイツ、オーストラリア、カナダ、イギリスといった国々も、平均年収が「400万円」を超えているので、世界の中では日本はそれほど年収の高い国とは言えないのです。

GDP(国内総生産)のランキングでは世界3位である日本の年収がそれほど高くないのは、意外だと感じる人も多いはずです。

その大きな原因となっているのが、「終身雇用」です。

長年同じ会社に勤めれば勤めるだけ給料が上がっていくシステムが主流となっているのです。

また、「年功序列」といったシステムも当たり前だったので、年齢が上がれば自然と給料も上がり、役職も上がっていくのです。

この流れが変わり始めたのは、ほんの10年ほど前からです。

現在の日本は、終身雇用や年功序列を廃止する企業も多くなり、実力主義社会へと徐々にシフトチェンジしてきています。

ただし、何十年も続いてきたシステムゆえに、完全な実力主義社会になるのはまだまだ先になる可能性が高いと言えるでしょう。

参照元:国民健康・栄養調査14 身長・体重の平均値及び標準偏差 | 統計表・グラフ表示 | 政府統計の総合窓口(2022/7/11参照)

Average income of Japanese

日本人の平均寿命

日本は昔から「長寿の国」として知られています。

2022年も世界1位となっていて、男性の平均寿命が「82歳」で、女性の平均寿命が「88歳」となっています。

アフリカの国々などは、平均寿命が50歳代の所も多いので、いかに日本が長寿であるかわかりますよね。

日本では、健康に対する意識が強い人が非常に多い傾向にあります。

ダイエットを習慣化している人も多く、健康食材を積極的に食べる人も多いです。

若年層の人々は、脂っこい食事を好んでしまうので健康的な食生活が遅れていない人もいますが、40代以上の日本人の多くは長生きするために食生活に気を付けています。

また、日本は「医療大国」であることも長寿に関係しています。

人口1000人当たりの病床数やCTスキャナー、MRI台数、入院日数などはG7の国々の中でもトップクラスで、医者の数自体は少ないものの、全体的に見れば多くの人が安定した医療を受けられる状態だと言えます。

健康への意識は今後も高いままである可能性が高いので、日本人の平均寿命は今後も世界トップクラスを維持していくことでしょう。

引用:厚生労働省「令和2年版 厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える- 平均寿命の推移 」

まとめ

今回は、「日本人の平均身長や平均年収、平均寿命などのデータ」について解説してきました。

日本の平均身長や平均年収、平均寿命などを挙げていきましたが、より国民性を理解できたのではないでしょうか?

会話に頻繁に登場する内容ではありませんが、日本人を良く理解するためにも、覚えておくと良いかもしれません。

日頃から、ここで挙げた以外の日本人の特徴やデータを調べたりすることで、より特徴を理解し暮らしやすくなることでしょう。

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