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日本の格闘技の有名選手

Japanese Martial Arts woman

世界の様々な国で格闘技がスポーツとして人気ですよね。

ボクシングは非常にメジャーな格闘技ですし、UFCやベラトールなどもトップ選手になると数十億円を稼ぐ人もいたりします。

そして、そんな格闘技は日本でも多くの人を熱狂させています。

ボクシングにも一流選手がいますし、キックボクシングや総合格闘技にも非常に強い選手が存在します。

この記事では、そんな「日本の格闘技における有名選手」について解説していきたいと思います。

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日本の格闘技における有名選手

それでは、さっそく日本で有名な格闘家を挙げていきましょう。

ひょっとしたら知っている選手がいるかもしれませんよ。

井上尚弥(ボクシング)

日本の格闘技史上最も強い選手が「井上尚弥選手」です。

1993年4月10日生まれの29歳です。

WBA、WBC、IBF世界バンタム級統一王者で、年内にWBO王者のバトラーとの4団体統一戦が行われる可能性が高い。

「日本ボクシング史上最高傑作」と評されていて、まさに圧倒的な実力を誇っています。

プロ転向後23戦23勝で、そのうちKOが20回あります。

さほど重くない階級であるバンタム級(52~53㎏程度で全17階級中5番目に軽い階級)で驚異のKO率87%というのは、驚くべき数字です。

ボクシングの専門誌「ザ・リング」が格付けするPFP(パウンド・フォー・パウンド)では、1位を獲得したこともあり、2022年8月31日現在は2位となっています。

このPFPは、「全選手が体重差がなかったと仮定した場合の最強順位」なので、世界中に数多くのチャンピオンが存在する全階級を含めても最強クラスということなのです。

ボクシングスタイルはオーソドックスですが、とにかくすべての能力が異次元で、スピードとテクニックに寄ってほとんどパンチを貰いません。

それほどディフェンスが上手いにもかかわらず、ピンポイントで当てる上手さもあり、ガードの上からでも相手を倒すパワーも持ち合わせているのです。

35歳までは現役を続ける意向なので、まだまだ井上選手の強さを観ることができるでしょう。

Japanese Martial Arts gloves

那須川天心(キックボクシング→ボクシング)

2人目は、「那須川天心選手」です。

1998年8月18日生まれの24歳です。

日本の格闘技団体であるRISEに所属していましたが、最近引退してボクシングに転向しています。

日本では「神童」と呼ばれていて、キックボクシングで42戦全勝、総合格闘技で4戦全勝と無敗でボクシングへと転向しました。

2022年6月19日には、他団体「K-1」の最強選手である武尊選手と団体の壁を超えた対戦を行い、1Rにダウンを奪うなど3R判定勝ちを収めました。

日本の格闘技ファンが釘付けとなったこの試合は、日本の格闘技史上5本の指に入る伝説の試合として認識されています。

圧倒的なスピードが武器で、テクニックも非常に高い選手ですが、今後はボクシングでの戦いとなるので、どれだけ上まで上り詰めることができるのかは未知数であると言えます。

また、自身のユーチューブチャンネルを持っていて、そちらでは格闘技の動画の他にも様々な面白い動画を公開しています。

チャンネル登録者数は2022年8月31日現在96.5万人となっています。

朝倉未来(総合格闘家)

3人目は、総合格闘家の「朝倉未来選手」です。

1992年7月15日生まれの30歳です。

日本の格闘技団体である「RIZIN」に所属していて、フェザー級のトップ選手の1人となっています。

RIZINでデビュー後7連勝とその実力本物で、不良上がりの選手ゆえに「路上の伝説」という異名が付いています。

その後強豪選手に2敗するものの、そのうちの1人には2021年の大みそかにリベンジしていて、本人はチャンピオンになること以上にもう1人の負けた相手であるクレベル選手へのリベンジを目標としています。

朝倉未来選手は、総合格闘家としても人気ですが、ユーチューバーとしても圧倒的な人気を誇ります。

チャンネル登録者数は、日本の格闘家の中でダントツとなる271万人(2022年8月31日現在)となっています。

9月25日には、さいたまスーパーアリーナであの伝説のボクサー「メイウェザー」とエキシビジョンマッチをすることが決まっています。

Japanese Martial Arts man

朝倉海(総合格闘家)

4人目は、総合格闘家の「朝倉海選手」です。

1993年10月1日生まれの28歳です。

その名前から想像できる通り、前述した朝倉未来選手の実の弟となります。

第3代RIZINバンタム級王者で、圧倒的な格闘技センスを持っています。

2021年12月31日に行われたRIZINバンタム級JAPANグランプリ決勝で拳を骨折しながらも戦い続けましたが、残念ながら王者にはなれませんでした。

現在は度重なる拳の怪我によって手術を行い、現在は復帰に向けてトレーニングを行っています。

チャンネル登録者数は、日本の格闘家の中で2位となる118万人となっています。

まとめ

今回は、「日本の格闘技における有名選手」について解説してきました。

ここで挙げた4人は、頻繁にYahoo!ニュースなどに取り上げられる人気選手です。

日本に訪れた際や短期間でも住んでいる際に、彼らの試合が行われる可能性もあるので、興味があれば見てみてはいかがでしょうか?

また、井上選手以外はユーチューバーとしても活動しているので、ぜひチェックしてみましょう。

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