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日本で人気のお寿司ネタの種類

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日本に観光で訪れたならば必ず食べておきたい食べ物と言えば、「お寿司」ですよね。

世界各国に「sushi」のお店は多いですが、やはり日本国内の寿司店は魚介類の鮮度も抜群で、食材を切り分け握る職人のレベルもかなり高いのです。

庶民的な寿司店である「流れ寿司」では、リーズナブルな金額で寿司を堪能できますが、せっかく日本に来たならば「カウンター寿司」にチャレンジすべきでしょう。

圧倒的な旨さを誇る数々の寿司ネタが、あなたの口の中でとろけるはずです。

この記事では、そんな「日本で人気のお寿司ネタの種類」について解説していきたいと思います。

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日本で人気のお寿司ネタの種類

それでは、さっそく日本でよく食べられている人気の寿司ネタの種類を挙げていきましょう。(日本ではお寿司に乗せる食材のことを「ネタ」と呼んでいる)

どのネタもうまみが凝縮しているので、きっと気に入るはずですよ。

サーモン<

子どもから大人まで大好きな寿司ネタと言えば、「サーモン」です。

口の中に入れた瞬間にとろけるような甘さと旨味が広がり、幸せな気持ちになります。

見た目もピンクで脂の光沢で輝いていて、ついたくさん食べたくなってしまいます。

舌に当たった時の滑らかさも最高です。

さらに、生サーモンだけでなく、少しだけ火を入れた炙りサーモンやアボカドと組み合わせたサーモンアボカドなどもおすすめです。

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まぐろ<

古くから日本の海鮮食の代表的な食材であった「まぐろ」は、2022年現在も大人気のネタとなっています。

まぐろは、基本的に脂が乗っていてとても美味しいのですが、まぐろの部位によってかなり味や食感が違うことでも有名です。

脂が少なくサッパリと食べられる赤身や、脂が程よく乗った中トロ、上質な脂の旨味が味わえる大トロなどが有名です。

それ以外にも1尾から2つしか取れないほほ肉や同じく希少部位のカマトロ、骨に張り付いている中落ちなど、すべての部位が全く違う味と食感となるのです。

共通しているのは、「どこの部位を食べても美味しい」ということ。

どの部位が1番好きか食べ比べしてみるのも良いかもしれませんね。

エビ

エビも日本の寿司のスタンダードなネタの1つです。

その種類は1つではなく、甘エビやボタンエビ、車海老、伊勢海老などがあります。

旨味が凝縮されているので、この味が好きな人は連続して注文してしまうほどです。

アボカドを乗せた海老アボカドは外国籍の人でも食べやすいかもしれません。(高級店にはない可能性あり)

ウニ

日本では「三大珍味」の1つとされているのが「ウニ」です。

先に言っておくと、このネタは好き嫌いが大きく分かれるという特徴があります。

「美味しい」という人にとっては、最高のご褒美となりますが、苦手な人にとっては絶対に食べられないほどのネタになります。

ペーストの様な舌触りと濃厚な味は、好きな人にとっては最高の幸せを感じさせてくれるはずです。

高級食材なので、価格も高めです。

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イカ

イカも日本ではスタンダードなネタの1つです。

流れ寿司などで販売されているイカは、噛み応えがありそこまで濃厚な味ではありませんが、カウンター寿司のお店で提供されるイカネタは別格です。

高値で取引されるアオリイカを使用しているケースが多く、一流の職人が最高のさばき方で握ってくれるので、うまみが強く程よい食感を堪能することができるでしょう。

切れ込みの入れ方を変えるだけで全く食感が違ってくるのもイカの特徴です。

違いを楽しむために、「違う切り方でも握ってもらえますか?」とリクエストしてみても良いかもしれません。

イクラ

イクラは、サケの魚卵で、まるで宝石のような美しさが大きな特徴です。

1粒1粒に濃厚な味があり、噛むと「プチッ」と割れて旨味が飛び出してきます。

特に9月~12月頃までの時期は、旬なのでその美味しさも格別です。

回転寿司などリーズナブルな寿司店ではイクラではなく「ますこ」を使用しています。(味も似ていますが濃厚さがなく、粒も小さめです)

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ホタテ

ホタテは貝柱の部分をネタとして使用します。

漁獲量も多く、比較的リーズナブルな値段で食べることができます。

非常に食べやすく、身も厚いので、大好きな人が多いネタの1つだと言えるでしょう。

生臭さが少ないので、外国籍の人でも美味しく食べられる可能性が高いはずです。

ホタテも職人さんの包丁の入れ方でかなり食感が変わるネタなので、切り方を変えてもらうのも良いかもしれません。

季節によって美味しい寿司ネタは違う

ここまでご紹介した寿司ネタの他にも、実に様々な寿司ネタが存在します。

  • あなご
  • ウナギ
  • しめさば
  • はまち
  • ぶり
  • たい
  • たこ
  • ヒラメ
  • つぶ貝

こういった握り寿司もありますし、「カニ味噌」や「とびっこ」の様な軍艦巻き、鉄火巻や納豆巻、かっぱ巻といった巻物などもあります。

一度ですべての種類を食べるのは不可能なので、1度だけでなく、何度も食べに行くことをおすすめします。

同じネタであっても、季節によってその美味しさも変わるので、カウンター寿司に行った際は、「どんなネタが旬ですか?」と聞いてみるのも良いかもしれません。(良いお寿司屋さんでは旬のネタをおすすめしてくれることもあります)

まとめ

今回は、「日本で人気のお寿司ネタの種類」について解説してきました。

寿司ネタはとても種類が豊富で、そのすべてが違った美味しさを持っています。

ここでご紹介したネタは、日本人が好んで食べている人気ネタとなります。

ぜひお寿司屋さんに行った際は食べてみましょう。

きっと日本に来るたびに食べたくなるほどの美味しさに出会えるはずですよ。

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