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日本で有名なお笑い芸人コンビ

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就労ビザを使い日本で長年働いていると、徐々に日本語も理解できるようになっていくかと思います。

そうすると、日本で行っているテレビやネットで「バラエティ番組」を見る機会も出てくるはずです。

そんなバラエティー番組では、有名な「お笑い芸人」が多数出演しています。

大人気芸人になると、「テレビで見ない日はない」というほど、様々な番組やCMなどに出演しているのです。

この記事では、そんな「日本で有名なお笑い芸人コンビ」について解説していきたいと思います。

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日本の芸能界では数多くのお笑い芸人が活躍している

日本では、話術を武器に視聴者や観客を沸かせる「お笑い芸人」が数多く存在しています。

最大手の「吉本興業」には、なんと6000人もの芸人が所属しています。

吉本興業以外にも、「ワタナベエンターテインメント」や「人力舎」「松竹芸能」「太田プロダクション」「マセキ芸能社」など、様々な芸能事務所に多くのお笑い芸人が所属しています。

そんな数多くのお笑いトップクラスの人気と実力を誇る人やコンビとなると、その影響力も非常に大きく、発する言葉や行動がブームのきっかけとなることもあるのです。

お笑いにも種類があり、コンビの話術だけで笑いを取る「漫才」や、キャラクターを演じながら笑いを作る「コント」、そしてとトーク番組などで機転を利かせたコメントでお笑いを取る「フリートーク」といった種類があります。

ちなみに日本では、わざと面白いことをする役割を担当する「ボケ」と、そのボケに対してキレのある指摘をする「ツッコミ」という2つの役割があります。

それでは、そんな数多くのお笑い芸人の中でもトップクラスの人気と実力を誇るコンビを挙げていきましょう。

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ダウンタウン(吉本興業所属)

30年以上お笑い界の頂点に君臨している最強のお笑いコンビが、「ダウンタウン」です。

どんな芸人も真似できない閃きを使ってボケたり、高度なテクニックを使ってボケるなど、お笑い史上最高の芸人と言われている「松本人志さん」

そしてキレのいい番組のタイトルコールや絶妙な間の使い方でツッコミを入れるお笑い史上最高のツッコミ芸人の「浜田雅功さん」

この最強の2人がコンビを組んだことで、お笑いの定義そのものを変えるほどの影響を与えてきたのです。

現在58歳で全盛期ほどガツガツしたお笑いは行わなくなりましたが、それでも他の芸人は彼らの領域に達することができていません。

それほど突出したお笑いコンビが「ダウンタウン」なのです。

松本人志さんのボケも、浜田雅功さんのツッコミも、難しい言葉をそれほど使わないので、ある程度日本語が理解できていればその面白さを感じることができるでしょう。

特に「天丼」と言われる一度ウケたボケをもう一度繰り返すテクニックなどは、非常にわかりやすく笑えるはずです。

松本人志さんはその使い方やタイミングなども天才的なので、思わず「この人天才だな」と感心してしまうでしょう。

サンドウィッチマン(グレープカンパニー所属)

「サンドウィッチマン」は、ツッコミ担当の伊達みきおさんとボケ担当の富澤たけしさんの2人によるお笑いコンビです。

ダウンタウンのようにトーク系のテレビ番組にはそれほど積極的には出ず、漫才やコント、ラジオを中心に活動しています。

天才的な言葉選びのセンスは、笑わずにはいられないほどで、同業者からの評価も非常に高くなっています。

また、2人の仲がよく、見ていて幸せな気持ちにもさせてくれます。

外見は強面の2人ですが、その人柄の良さとのギャップも魅力の1つです。

千鳥(吉本興業所属)

千鳥は、ツッコミ担当のノブさんとボケ担当の大悟さんという2人が組んでいるお笑いコンビです。

若い頃は大阪を中心に活動していましたが、関東へと活動の拠点を移しこの5年ほどで一気にお笑い界のトップクラスへと成長していきました。

ボケとツッコミが明確なので非常にわかりやすく、2人のキャラクターもとても魅力的なので、ファンになる日本人はとても多くなっています。

特にツッコミのノブさんのマイルドなツッコミは、お笑い界のスタンダードなキレのあるツッコミとは違った魅力があり、癖になってしまいます。

2022年現在ダウンタウンに次ぐ人気を誇っていて、多くのテレビ番組やCMに出演しています。

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霜降り明星(吉本興業所属)

お笑い界の新世代である「第7世代」を代表するお笑いコンビが「霜降り明星」です。

ツッコミ担当の粗品さんとボケ担当のせいやさんはまだ29歳とお笑い界ではかなり若いのですが、すでに多くの番組に毎日のように出演し、CMなどにも多数出演しています。

「ダウンタウンの時代が終わったならば次は霜降り明星の時代になるかも」と思わせるほどの実力と勢いを持っています。

2018年に漫才の日本一を決める「M-1グランプリ」で優勝し、名実ともにトップ芸人となっていったのです。

サンドウィッチマン同様にコンビ仲が非常に良く、仕事以外のプライベートでも仲が良いという一面もあります。

自身の過去に経験したエピソードトークはお腹を抱えるほど面白く、若いですがどのような角度からも人を笑わすことができるテクニックも持ち合わせています。

粗品さんはかなり稼いでいるにもかかわらずギャンブルにハマり借金をしているそうですが、その「ダメキャラ」も世間にウケている要因だと言えるでしょう。

競馬など公にした予想がことごとく外れることから、「粗品の呪い」、「逆神」という言葉がTwitterのトレンド入りするなど、その影響力は大きくなっています。

まとめ

今回は、「日本で有名なお笑い芸人コンビ」について解説してきました。

日本のお笑いはとてもレベルが高く、テレビ番組やネット動画も多数公開されているので、日本語が理解できるようになれば毎日楽しく視聴することができるでしょう。

ぜひ「ある程度日本語を理解できるようになってきた」という人は、積極的にここで挙げたお笑い芸人が出演する番組を視聴してみましょう。

また、今現在日本語があまり理解できない人も、お笑いが楽しめるように少しずつ勉強をしていきましょう。

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