以前「外国人が日本に来て変だと思った日本の習慣や文化」という記事を書きましたが、そこで書ききれなかったものがまだまだ多くあります。
すでにビジネスなどで日本に長期滞在している方は、自国と日本との違いをいくつも実感しているかと思います。
これから日本を訪れる人からすると、ちょっとドキドキしてしまいますよね。
そこでこの記事では、外国人が驚く「日本の習慣や文化」をさらに詳しく解説していきたいと思います。
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Contents
日本での生活はカルチャーショックを受けることばかり
実際に日本に長期滞在してみると、カルチャーショックを受けることが多いはずです。
以前の記事でも挙げたように、「麺類を音を立てて食べる習慣」であったり「すみませんと頻繁に謝る習慣」「電車などの交通機関がほとんど遅れない文化」など、驚きの習慣や文化は多いものです。
ほとんどの違いは、「日本ではこれが普通なんだ」とポジティブに受け止められますが、中には自国との違いが大きすぎるため嫌悪感を感じてしまうケースもあります。
「郷に入っては郷に従え」といった言葉があるように、日本に来たならば日本の習慣や文化に倣わなければいけません。
カルチャーショックの度合いを軽減するためには、やはり「入国前に知っておくこと」でしょう。
ある程度日本という国を知っておくことで、ポジティブに生活できるはずです。
外国人が驚く「日本の習慣や文化」
それでは、実際に日本ならではの主観や文化をいくつか挙げていきましょう。
新学期が4月に始まる
ビジネスなどで日本に長期滞在する人の中には、お子さんがいるケースもあるでしょう。
数年間日本で働くにあたって、子供を日本の学校に通わせることになるわけですが、その際にまず驚くのが、「新学期が4月に始まる」という事実です。
日本では古くから4月が新学期であり、入学式も4月です。
つまり、卒業式や終業式は3月に行われることになっています。
世界では、9月に入学式や始業式が行われることが一般的ですよね。
頻繁にお辞儀をする
日本の公共施設やお店を利用すると、スタッフが頻繁にお辞儀をします。
また、ビジネスにおいても、取引先の社員との挨拶の際や別れ際など、何度もお辞儀をします。
外国人からすると違和感満載のこの行為は、日本人にとっては当たり前の行動なのです。
親しい友人や家族などにはお辞儀はあまりしませんが、一定以上距離のある間柄である場合には、挨拶の際にお辞儀をするようにしましょう。
チップの習慣がない
外国では、レストランやホテルなどを利用した際にお礼としてチップを渡す習慣がありますよね。
しかし、日本には、「心付け」と呼ばれるチップの習慣はあるものの、使用する場面はかなり少ないのです。
街中のレストランやホテルなどではほぼ行われておらず、旅館の女将さんや仲居さん、結婚式のスタッフなどに渡す程度となっています。
そのため、日本で外食や宿泊をする際は、チップを渡す必要はないのです。
玄関で必ず靴を脱ぐ
靴を脱ぐという習慣があるのも、日本ならではであると言えるでしょう。
日本の住宅には、「和室」と呼ばれる部屋があるケースが多く、この部屋に靴のまま入室してしまうと畳が汚れてしまいます。
それゆえに、古くから日本では玄関で靴(昔は「草履(zouri)」や「草鞋(waraji)」)を脱いでから入室してます。
これは、和室のない住宅であっても同じです。
ホテルでは、靴のまま入室してOKな所もありますし、スリッパに履き替えるホテルもあります。
ドアを開けた際に段差があり、スリッパが目の前に用意されている場合には、靴のまま入室するのはNGであると判断できます。
お酌
日本でも新型コロナウイルスが5類となったため、以前のような生活が戻ってきています。
これまで激減していた「会社の飲み会」なども、以前と同じように頻繁に行われるようになってきています。
そこで気を付けたいのが、「お酌」の習慣です。
お酌は、目下の者(年齢が下、立場が下である人)が目上の者に向けて行う行動です。
そのお酒の席で最も立場が上の人から順番に回っていき、その人の目の前にある瓶ビールなどのお酒を手に取り、お酒を注ぎます。
外国にはない習慣であるため、覚えておいた方が良いと言えるでしょう。
ただし、近年はお酌禁止にしている会社もあるので、飲み会の前に確認しておくようにしましょう。
日本語だけが使われている
日本には多くの国の人々が入国し、仕事や観光をしていますが、日本人は基本的に「日本語」しか話しません。
他の国であれば、様々な国の人が存在し、様々な国の言葉が飛び交いますが、日本では日本語という1つの言語のみで会話がなされています。
グローバル系の企業では頻繁に映画などが使われていますが、その他の場所では日本語が基本となります。
意外なことに、英語が喋れない日本人も多いのです。
そのため、日本に訪れる際はある程度の単語やあいさつなどを学んでおいた方が良いでしょう。
まとめ
今回は、外国人が驚く「日本の習慣や文化」について解説してきました。
ここで挙げたように、実に様々な習慣や文化の違いが存在します。
ぜひ入国前にある程度勉強しておき、ネガティブなカルチャーショックを受けないようにしましょう。
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