Home » Japanese culture » 日本で用意しておくべき「防災グッズ」10選

日本で用意しておくべき「防災グッズ」10選

List of Disaster Prevention Goods

日本は台風が毎年何度も上陸しますし、数多くの地震が起こる国でもあります。

建物は強固に建てられていて、災害に対する対策に非常に積極的ではありますが、自然の力の前では無力となってしまうこともあります。

もしも日本に長期滞在するのであれば、被災して自宅のライフラインが寸断された時のことを考えて、「防災グッズ」を用意しておくべきです。

「どのような防災グッズを用意しておけば良いのかよくわからない」

そういった人もいるかもしれません。

この記事では、そういった人のために、日本に長期滞在するなら用意しておくべき「防災グッズ」について解説していきたいと思います。

日本語家庭教師と日本語を学ぶオンラインレッスンをお探しならこちら。

用意しておくべき災害対策グッズ

台風や地震で電気やガス、水道などのライフラインが寸断された際や、家具が倒れたり窓ガラスが割れたりして怪我をした際も、防災グッズがあればしばらくの間は持ちこたえることができます。

ある程度の出費にはなってしまいますが、災害対策グッズの有無が運命を左右する可能性があるので、ぜひ早めに用意しておくべきです。

それでは、特に重要な対策グッズを挙げていきましょう。

飲料水

人間が生きるために必ず必要となるのが「水」です。

日本では2リットルのペットボトルが主流となっているので、家族の人数に合わせてストックしておきましょう。

また、リュックなどに入れて持ち出せるように、500mlのミネラルウォーターも用意しておくとGOODです。

食料

ライフラインが寸断されれば、食料を保存しておく冷蔵庫も機能しません。

また、タイミングによってはちょうど自宅にあまり食料がないケースもあり得ます。

そういった時のために、賞味期限が長く調理を必要としない保存食をある程度用意しておくべきです。

500mlのミネラルウォーターと合わせてリュックに入れておきましょう。

Disaster Prevention Goods light and water

懐中電灯&ラジオ

災害は日中に起こるとは限りません。

時期によっては1日の半分が太陽の出ていないといったこともあるので、懐中電灯は必須です。

また、災害の規模や状況などを確認するために、ラジオも用意しておくべきです。

最近では、ライトとラジオが一体となっている商品が数多く販売されているので、必ず一家に1台は用意しておきましょう。

衛生用品や生理用品

1日くらいであればそれほど気になりませんが、もしも数日間自宅から出られなかったり、避難所生活をしなければならなかったりした場合には、衛生用品や生理用品も必要不可欠となります。

水や食料、懐中電灯などはスタンダードな災害対策グッズなので用意している人は多いですが、意外と衛生用品や生理用品は意識していない人もいます。

少なくとも2~3日不自由しない程度の量を用意しておきましょう。

薬や包帯など

台風や地震などで自宅の棚が倒れてきたり窓ガラスが割れたりすると、怪我を負ってしまう可能性もあります。

そういった時に応急処置ができるガーゼや包帯、消毒液などがあるとかなり重宝するので、必ず用意しておきましょう。

また、持病がある人は必ずリュックの中に薬を入れておく(期限はマメにチェック)べきですし、痛み止めなどの薬も入れておいた方が良いかもしれません。

貴重品や証明書

もしも避難所生活になった際に困らないように、身分証明書や健康保険証のコピーやある程度の現金などもリュックに入れておきましょう。

ポータブル電源

近年の日本では、ネットショップやホームセンターなどで「ポータブル電源」が数多く販売されるようになりました。

小さいサイズのものでも、スマホを充電できますし、大容量になるといくつかの電化製品も使えたりもします。

ポータブル電源自体も車のシガーソケットから充電できるので(車の燃料がある限り)、災害時に非常に役立つはずです。

下着や肌着

洋服をリュックに詰め込むのはさすがに難しいですが、下着や肌着であればリュックに入れておけるはずです。

服やズボンは我慢すれば数日間着用し続けられますが、下着や肌着はなかなか難しいですよね。

2着ずつでも入れておけば、安心感も増すことでしょう。

カセットコンロとガス缶

リュックに入れておくことは出来ませんが、自宅に備えておくと重宝するのが「カセットコンロとガス缶」です。

これらを備えておけば、自宅のガスが止まってしまった場合もお湯が沸かせますし、冷蔵庫に入っている食材が腐る前に調理することができます。

アルミシートやレインポンチョ、カイロなど

冬に被災すると、朝晩の気温が0度を下回った状態で過ごさなければなりません。

自宅であれば毛布などを被れば対応できますが、そうした対処ができない時のために寒さを和らげるアルミシートを用意しておくと良いでしょう。

また、雨が降っている場合はレインポンチョも役立ちますし、体を温めてくれる回路などもリュックに入れておくと良いでしょう。

Disaster Prevention Goods package

防災リュックのセットが販売されている

ここまで挙げた防災グッズを1つ1つ用意するのは面倒ですよね。

そういった人は、ネットなどで販売している「防災リュック○○点セット」といった商品を購入するのがおすすめです。

防災士監修のアイテムが人数ごとに売られているので、自分に合った商品を購入しましょう。

まとめ

今回は、「日本に長期滞在するなら用意しておくべき「防災グッズ」について解説してきました。

日本の建物は非常に頑丈に建てられていますが、自然の力は強大です。

ぜひここで挙げた防災グッズを用意して、もしもの時に備えるようにしましょう。

関連記事: